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公開日:2025.11.11

ドッグランを庭に作るには?必要な広さからかかる費用までご紹介

最近ペットとして犬を飼い始めたので庭にドッグランを作って楽しく遊ばせたいけれど、必要な庭の広さやかかる費用がわからず困っている人はいませんか?

この記事では、ドッグランを庭に作る場合に必要な庭の広さからかかる費用の相場まで詳しくご紹介します。

庭にドッグランを作るのに必要な広さとは?

ドッグランを庭に作るには?必要な広さからかかる費用までご紹介

庭にドッグランを設置するのに必要な広さは、特に法律や条例で定められてはいません。

インターネットで検索すると小型犬なら100m2、大型犬なら500m2という数値が散見されますが、これは施設においてドッグランを作る場合の理想的な広さの目安を指しています。

そのため、住宅の庭にドッグランを作る場合は犬の身体の大きさに合わせて以下の数値を目安にしてみましょう。

犬の身体の大きさ最低必要な面積理想的な面積
小型犬(体重 10kg 未満)10m2~25m230m2~50m2
中型犬(体重 10-25kg)40m2~60m270m2~100m2
大型犬(体重 25kg 以上)80m2~120m2150m2~200m2

身体の大きさは子犬の時の大きさではなく、成犬になってからの大きさで想定しましょう。

同じ広さでも、正方形より直線走行距離が大きい長方形の方が犬にとっての運動効果が高まります。

どうしても上記の面積が確保できない場合は、以下のスペースが活用できないか検討してみてください。

・建物の軒下の外壁周縁部にある「犬走り」

・⽇中空いている駐⾞場

広い庭の方がドッグランを作りやすいですが、狭い庭でもスペースの使い方を見直してみることが大切です。

ドッグランに作るのに必要な素材

ドッグランを庭に作るには?必要な広さからかかる費用までご紹介

庭にドッグランを作る場合は、安全・衛生・快適さを意識して以下の3種類の素材を選ぶのがおすすめです。

床材

ドッグランの地面となる床材には次のような種類があります。

項目概要メリットデメリット
芝生(天然芝)・地面を覆う草の集まりで緑色の絨毯のように見える・見た目が自然で美しい
・クッション性があり犬の足に優しい
・夏場の熱さを和らげる効果がある
・定期的な芝刈りや除草などの手入れが必要
・犬が走り回ると土が見えてしまうこともある
人工芝・天然芝に見えるように作られた代替製品で合成繊維で作られている・メンテナンスが簡単
・耐久性が高く、季節問わず使いやすい
・水はけがよく泥汚れになりにくい
・初期費用が高め
・真夏は熱を持ちやすい
・経年劣化で芝が倒れることもある
砂利・ウッドチップ・砂利は自然の力によってできた丸く小さな石の集まり
・ウッドチップは木材を細かく砕いたもの
・水はけがよく、ぬかるみにくい
・泥汚れが少なく掃除しやすい
・ナチュラルな雰囲気になる
・犬の足に刺激が強い場合がある
・砂利は飛び散りやすく、ウッドチップは劣化する
土・土壌改良材・土とは陸地の表面を覆っている鉱物、有機物、気体、液体、生物の混合物
・土壌改良材とは土壌の物理的、化学的、生物学的特性を改善するために使用される資材
・柔らかく、犬の関節への負担が少ない
・自然に近い感触で犬が喜ぶ
・雨で泥跳ねが起きやすい
・乾燥時はほこりが舞う
・定期的な整地が必要

床材は、犬にとっての心地よさと自宅への設置しやすさをできるだけ両立できる素材を選ぶのがおすすめです。

フェンス

ドッグランの周囲を囲うフェンスや柵は、安全性を考えて犬が隙間をすり抜けたり、登ったりできない構造のものを選びましょう。

高さについては、小型犬は60cm程度、中型犬は80cm、大型犬は1m以上を目安にするのがおすすめです。

フェンスと柵の素材には次のような種類があります。

素材の種類メリットデメリット
金属(アルミ・スチールなど)・耐久性が高く、長期間使用できる
・デザインが豊富でスタイリッシュ
・メッシュタイプなら風通しも良い
・熱を持ちやすい
・サビ対策が必要な場合がある
・硬い素材なので犬がぶつかるとケガの心配がある
木製フェンス・ナチュラルな見た目で庭に調和する
・高さや形を自由にカスタマイズ可能・DIYしやすい
・定期的な塗装・防腐処理が必要
・湿気やシロアリで劣化しやすい
・隙間が広いと犬が抜け出すことがある
樹脂・人工木フェンス・メンテナンスが簡単
・腐食やサビに強く長持ちする
・木目調デザインで見た目が美しい
・初期費用が高め・夏場は熱を持ちやすい
・強い衝撃を加えると割れることがある
ネットフェンス(ワイヤーネットなど)・低コストで設置が簡単
・視界を遮らず開放感がある
・臨時や仮設時にも使いやすい
・見た目が簡易的に見えることもある
・犬が噛んだり押したりして変形することがある
・耐久性はやや低め

フェンスや柵は犬の安全を守れるかどうかを第一に考えて選びましょう。

あると便利なもの

ドッグランそのものの素材ではないものの、犬を遊ばせる上であると便利なものは以下の通りです。

メリットデメリット
日よけ・屋根・強い日差しや雨から犬と飼い主を守る
・夏の熱中症対策に効果的
・床材の劣化防止になる
・設置コストがかかる
・大型だと圧迫感が出やすい
・風の強い日は破損するリスクがある
水飲み場・足洗い場・犬の健康管理と衛生管理に役立つ
・散歩帰りの泥汚れもすぐ落とせて便利
・夏場はクールダウンに使える
・給排水工事が必要になる場合がある
・冬場は凍結対策が必要
・掃除を怠ると水垢が付きやすい
ベンチ・休憩スペース・飼い主が快適に過ごせる
・愛犬を見守りながらゆっくりできる
・デザイン次第で庭全体の印象がアップする
・設置スペースが必要
・木製の場合は防腐処理が必要
・雨ざらしだと経年劣化が早まる
遊具(トンネル・ステップなど)・犬の運動量を増やし、ストレス解消ができる
・遊びながらトレーニングもできる
・写真映えするスポットになる
・設置や固定に手間がかかる
・スペースを取るため小さい庭には不向き
・プラスチック製は紫外線での劣化に注意

ドッグランでの犬との過ごし方と予算を考えて設置するかどうかを決めましょう。

庭にドッグランを作る方法

ドッグランを庭に作るには?必要な広さからかかる費用までご紹介

庭にドッグランを作る方法はDIYと業者に依頼する方法の2つがあるため、それぞれご紹介します。

DIY

DIYで庭にドッグランを作るおおまかな手順は以下の通りです。

  1. 除草と抜根(切り株や根を地中から完全に取り除く作業)をする
  2. 整地をして地面の凹凸をできるだけ少なくする
  3. 排水設計をする
  4. 床材を設置する
  5. フェンスや柵を設置する

整地や排水設計はDIYの中でも難しい作業となるので、動画などで詳細な手順を確認してみてできなさそうだと感じたら業者への依頼を検討しましょう。

業者に依頼する

庭にドッグランを作るには、業者に依頼する方法もあります。

外構工事を行う業者に依頼するのが一般的ですが、依頼するならドッグランの施工経験があるかを問い合わせて確認するか、ホームページ、SNSなどをチェックしておきましょう。

ホームページやSNSにはその業者における施工方法や施工事例などが発信されている場合があるため、参考にすることをおすすめします。

ドッグランを設置するのにかかる費用

庭にドッグランを設置するのにかかる費用の目安を知るには、「ガーデンプラス」というサイトが役に立ちます。

このサイトは外構工事の施工事例を施工場所や価格帯で絞って検索することができるため、「ドッグラン」で検索するとおおまかな価格相場がわかるのです。

外構のリフォーム工事計画の中でドッグランを設置した場合、ドッグランのフェンスだけを設置した場合などさまざまな事例があるため、自分のやりたい工事範囲に合わせた予算の参考になるでしょう。

参考:ガーデンプラス「外構工事の施工例」

庭にドッグランを設置したいならbalance-gにお問い合わせください

ドッグランを庭に作るには?必要な広さからかかる費用までご紹介

群馬県・埼玉県で庭にドッグランを設置したいならbalance-gにお問い合わせください。

balance-gではリフォーム外構工事を多数行ってきたため、現地調査を行った上で飼い主の方と愛犬が両方心地よく使えるドッグランのご提案が可能です。

ご自宅のドッグランで安全性の高さ・衛生管理・快適さを最大限実現できるよう、丁寧に施工させていただきます。

興味のある方は、次のページもごらんください。

エクステリアのリフォーム外構工事|群馬県高崎市の外構施工会社株式会社balance-g

まとめ

ドッグランを庭に作るには?必要な広さからかかる費用までご紹介

庭にドッグランを設置するのに必要な広さは、特に法律や条例で定められていませんが、犬の身体の大きさに合わせてスペースを確保するのが大切です。

また作り方はDIYと業者に依頼する方法の2つがありますが、整地や排水設計は施工が難しいため、作り方を調べて難しいようであれば業者に依頼しましょう。

この記事も参考にして、愛犬がのびのびと楽しめるドッグランを作ってみてください。

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