自宅にカーポートを設置したいので屋根について調べてみると、あまりにもいろいろな種類があってどれがいいかわからず困っている人はいませんか?
この記事では、カーポートにおける屋根の種類から費用まで詳しく解説します。
カーポートの屋根とは?
カーポートの屋根とは、駐車スペースとなるカーポートに設置する屋根のことです。
一般的なカーポートは柱と屋根で構成されており、車庫のように四方を壁で囲わず、車の出し入れがしやすい点が特徴です。
カーポートの屋根の種類

カーポートの屋根には、雨や雪から車を守るだけでなく、直射日光や紫外線を遮ったり、落下物から車を保護したりする役割があります。
さらに、屋根のサイズや形状によっては、車への乗り降りの際に雨に濡れにくくすることも可能です。
このようにカーポートの屋根にはさまざまな役割があるため、重視したい役割や設置環境に合わせて素材やサイズ、厚さ、形状、強度などを複数の種類から選べるようになっています。
カーポートの屋根の種類を「素材」「サイズ」「厚さ」「形状」の4つの観点からご紹介します。
素材
カーポートにおける屋根の種類を素材別で分類した表は以下の通りです。
| 項目 | 概要 | メリット |
| ポリカーボネート | 透明・半透明の樹脂製屋根材 | ・採光性と耐衝撃性に優れている ・紫外線をカットする製品もあり、車内や車のボディを紫外線から守りやすい |
| 熱線吸収・熱線遮断ポリカーボネート(ポリカーボネートの機能違い) | 熱線を吸収・遮断する機能を持たせたポリカーボネート製の屋根材 | ・屋根下に届く熱を抑え、夏場の車内温度上昇を軽減しやすい |
| FRP | ガラス繊維などで強化した樹脂製の屋根材 | ・耐候性や熱線カット性能に優れた製品があり、日差しによる車内温度上昇を抑えやすい |
| アルミ樹脂複合板 | アルミニウムと樹脂を組み合わせた板状の屋根材 | ・遮光性や不燃性に優れ、直射日光をしっかり遮りたい場合に適している |
| アルミ | アルミニウム製の屋根材 | ・遮光性に優れ、直射日光をしっかり遮ることができる ・デザイン性の高い製品がある |
| スチール折板 | 鋼板を折り曲げた形状の屋根材 | ・強度に優れ、積雪量の多い地域など、耐積雪性能を重視する場合に適している |
ポリカーボネートは紫外線をカットできるものが多く、熱線吸収・熱線遮断タイプでは、さらに熱線をカットすることで屋根下や車内の温度上昇を抑えます。
カーポートの屋根における素材ごとの特徴やメリットを知ることで、家族のニーズに合った素材を選びやすくなるでしょう。
サイズ
カーポートにおける屋根のサイズはメーカーカタログに記載してありますが、数値だけを見てもどのように選べばよいかわかりにくいのではないでしょうか。
そのような時は次の、車をどこまで屋根で覆いたいかを考えるチェックリストを用いて適するサイズを考えてみましょう。
| チェック項目 | 質問 | 回答例 |
| 台数 | ・何台分の屋根が必要ですか? | ・1台用・2台用・3台用など、駐車台数に合った屋根サイズ |
| 間口(幅) | ・車を駐車したとき、左右にどの程度の余裕を持たせて屋根で覆いたいですか? | ・車幅だけでなく、ドアの開閉や乗り降りに必要なスペースまで屋根でカバーできるサイズ |
| 奥行 | ・車を駐車する時、前後をどの程度屋根で覆いたいですか? | ・車長だけでなく、トランクの開閉や荷物の積み下ろしなどに必要なスペースまでカバーできるサイズ |
| 高さ | ・車の高さに対して、屋根まで十分な空間を確保できますか? | ・車高だけでなく、ルーフキャリアなどを装着した場合も考慮した屋根の高さ |
カーポートの屋根のサイズを考える際は、「間口=車幅だけではない」「奥行=車長だけではない」「高さ=車高だけではない」という3つのポイントに気を付けることをおすすめします。
性能
カーポートにおける屋根の性能は、メーカーカタログに主に以下のような項目で記載されています。
| 項目 | 概要 | 確認できること |
| 可視光線透過率 | 屋根材が太陽光に含まれる可視光線をどの程度通すかを示す数値 | ・数値が高いほど光を通しやすく、屋根下が明るくなりやすい ・採光性を重視する場合の目安になる |
| 熱線カット率 | 太陽光に含まれる熱線をどの程度カットできるかを示す数値 | ・数値が高いほど熱線をカットしやすく、屋根下や車内の温度上昇を抑える効果が期待できる |
| 紫外線カット率 | 紫外線をどの程度カットできるかを示す数値 | ・数値が高いほど紫外線をカットしやすく、車のボディや内装などの紫外線による劣化・色あせ対策につながる |
| 厚さ | 屋根材の厚みを示す数値 | ・屋根材の仕様を確認するための項目 ・屋根材の強度は厚さだけで決まらないため、耐風圧・耐積雪性能などもあわせて確認する |
| 基準風速 | カーポートを設置する地域で想定される風の強さを示す基準 | ・地域ごとの基準風速に対応した商品を選ぶ際の目安になる ・実際の耐風圧性能は商品ごとの仕様を確認する |
| 耐積雪量 | カーポートが耐えられる積雪の量を示す指標 | ・積雪地域では特に重要 ・設置地域の積雪量や雪質などを考慮して、必要な耐積雪性能を持つ商品を選ぶ |
メーカーや商品によってカタログに記載されている項目は異なるため、重視したい性能を確認しながら選びましょう。
形状
カーポートにおける屋根の形状は、メーカーカタログでは主に次のような項目で分類されています。
| 項目 | 概要 | メリット |
| フラット・フルフラット | 屋根のラインを水平に近づけた、直線的ですっきりした形状 | モダンでスタイリッシュな外観に仕上げやすい |
| アール(曲線) | 屋根が緩やかな曲線を描く形状 | 柔らかく親しみやすい印象になり、さまざまな住宅外観になじみやすい |
| ドーム・アーチ | 屋根全体が丸みを帯びた形状 | 雨や雪が流れ落ちやすく、圧迫感を抑えたデザインにしやすい |
| 折板屋根 | スチールなどの金属板を折り曲げた「折板」を屋根材として使用する形状 | 高い強度を確保しやすく、積雪や強風への対応を重視する場合に適している |
デザインだけではなく、その形状によって生まれる機能やメリットも意識するとより家族のニーズに合った形状の屋根を選べるでしょう。
参考:三協アルミ カーポート選びのポイント「屋根パネルの選び方」
参考:YKKAP「エクステリア カーポート / 車庫まわり」
カーポートの屋根の作り方

カーポートの屋根を作る場合、屋根だけを一から作るのではなく柱や梁などを含めたカーポート製品として設置するのが一般的です。
そのためカーポートを作る流れの中で、屋根を検討する際に留意してほしいことを3Stepでご紹介します。
【Step1】設置場所と駐車する車を確認する
カーポートを作る場合、まずは設置場所の広さや駐車する車の台数やサイズを確認しましょう。
設置場所や車について確認することで、適する屋根の素材・サイズ・性能・形状をある程度絞り込めるためです。
家族全員が設置場所や車についての情報を共有し、納得する場所選びをすることが大切です。
【Step2】カーポートにおける屋根の設置事例を見る
次に、家族が希望する設置場所の広さや車の台数に似ているカーポートの設置事例をあらかじめ確認しましょう。
カーポートの設置事例は以下のWebサイトで探すことができます。
| サイト名 | リンク |
| 「#カーポート」の検索結果 | |
| YouTube | 「カーポート 設置事例」の検索結果 |
| balance-g | ①住宅のモダンな外観と屋根のデザインが調和している設置事例カーポートSC縦連棟のあるお家 | 群馬県高崎市の株式会社balance-g ②3台用の存在感があるカーポートの屋根が、昼のスタイリッシュな雰囲気と夜のライティングで両方おしゃれに仕上がった事例昼と夜の外構デザイン|モダンな門柱・カーポートのCLASSY.邸宅 | 群馬県高崎市の株式会社balance-g ③住宅の壁、カーポートの屋根の裏側、ウッドデッキのデザインを同じ木目調にしてデザインにこだわった事例住宅に調和するおしゃれなカーポートSCのある家 | 群馬県高崎市の株式会社balance-g |
またカーポートの設置事例を以下の5つの観点から見ると、屋根作りに生かしやすくなります。
① 屋根の形状
② 屋根の素材・色
③ 屋根のサイズ
④ 屋根と建物・外構との位置関係
⑤ 屋根によって雨や日差しをどこまで防げているか
上記5つの観点から事例を見ることで、カーポートや外構全体の印象や使い勝手に、屋根が意外と大きな影響を及ぼしているのがわかるでしょう。
【Step3】必要な役割や設置環境からカーポートの屋根を選ぶ
最後に設置事例も参考にしながら、家族が望む役割をかなえるカーポートの屋根を選びましょう。
この時メーカーカタログの中からおおまかに製品をいくつか選んでおくのはよいのですが、必ず専門家である業者の意見にも耳を傾ける余地を残しておきましょう。
業者はたくさんのお客様と接してきているため、家族も気づかなかったニーズを探し当て、それに対しても新たな提案をしてくれる可能性があるためです。
より家族が使いやすいカーポートにするためにも、専門家の意見をうまく取り入れてみてください。
カーポートの屋根の費用

カーポートの外構工事においては、一般的に屋根材だけでなく柱や梁などの部材と組み合わせて施工するため、カーポート全体の価格を確認する必要があります。
メーカーカタログにおいても、例えばYKKAPのカタログには「屋根材」という項目がありますが、LIXILのカタログではセット価格で掲載されているなど、屋根材の価格の表示方法はメーカーや商品によって異なります。
また、カタログに掲載されている価格だけでは、現場の状況に応じた工事費などを含めた総額は判断できません。
そのため、実際にかかる費用を知りたい場合は、希望するカーポートの条件を伝えたうえで、外構工事会社に見積もりを依頼しましょう。
カーポートの設置をお考えの方はbalance-gにご相談ください

カーポートの設置をお考えの方は、balance-gにご相談ください。
balance-gではカーポートの屋根をデザインの要と考え、外構全体や住宅と調和した美しい施工を心がけております。
またご家族の皆様の使い勝手を考慮し、1台から複数台までさまざまなサイズのカーポートをご提案いたします。
興味のある方は、次のページからお問い合わせください。
お問い合わせ|群馬県高崎市の外構・エクステリア施工会社balance-g
まとめ
カーポートの屋根とは、駐車スペースとなるカーポートに設置する屋根のことです。
この記事も参考にして、家族にとって使いやすく住宅とも調和したおしゃれなカーポートを導入してみてください。