せっかく自分の気に入ったデザインの住宅を手に入れたので、外構の照明にもこだわっておしゃれな雰囲気にしたいけれど、何から始めてよいかわからず困っている人はいませんか?
この記事では、外構における照明をおしゃれなデザインにする方法から費用感まで詳しく解説します。
外構における照明とは?
外構における照明は、空間の使い道や広さ、方角などに合わせて照明の配置や光量などをプランニングする「照明計画」に基づいて配置されます。
具体的には次の4つを踏まえて照明計画が立てられます。
- 光の明るさ(照度)
- 光の色(色温度)
- 光の広がり方(拡散)
- 光のまぶしさ(グレア)
例えば電球の色を変えたり、間接照明を取り入れたりするだけで大きく部屋の雰囲気は変わりますが、外構でも同じことが言えるのです。
外構という空間の使い道を踏まえると、照明の役割は次のようになります。
- 防犯
- 空間の演出
- 安全
もし外構に照明がなければ、防犯面では不審者や泥棒にとって侵入しやすくなったり、安全面では暗くて転倒しやすくなったりといったデメリットが発生すると考えるとわかりやすいでしょう。
住宅やライフスタイルとのバランスも考えながら、自分の家に合った照明計画を立てることが大切です。
外構における照明の種類
外構における主な照明の種類には、その役割や形に応じて次のようなものがあります。
照明の種類 | 概要 |
門柱灯 | 門周りを照らす照明 |
表札灯 | 表札やインターホンを照らす照明 |
スポットライト | 照らしたい場所に上下から光を当てる照明 |
ポーチライト | 玄関周辺や門柱など、玄関の外側に取り付ける照明 |
フットライト | 足元を照らす照明 |
ウォールライト | 壁に取り付けて表札や周囲を照らす照明 |
ダウンライト | 天井から床を照らす照明 |
ポールライト | ポールの上部に灯具がつけられた照明 |
バーライト | 棒状の照明 |
グランドライト | 対象物を地面から照らす地中埋込型の照明 |
フロアライト | 地面の上に置いて照らす照明 |
メーカーによって呼び方が異なる場合もありますが、上記の表にあるものは一般的に外構によく採用されている照明だと考えてよいでしょう。
また、暗くなってから夜明けまで照らす照明を「常夜灯」、人の動きや明るさに応じてセンサーで点灯する照明を「センサーライト」と呼びます。
常夜灯は安全面、センサーライトは防犯面で高い効果を発揮するのを覚えておいてください。
外構の照明をおしゃれなデザインにする方法
外構の照明をおしゃれなデザインにするには、どのような照明手法を用いればよいのでしょうか。
5つご紹介します。
シルエットライティング
シルエットライティングとは対象物に光を当てるのではなく壁面を照らす光の逆光でシルエットを浮かび上がらせる照明手法です。
オブジェやシンボルツリーなどにシルエットライティングを用いると、印象的だけれど落ち着いた雰囲気を作ることができるでしょう。
シャドーライティング
シャドーライティングとは光を当てて建物の壁面に樹木の影を投影する照明手法で、一部に色をつけるカラーシャドーライティングという手法もあります。
壁面の広い住宅で行うと神秘的な雰囲気を醸し出すことができるでしょう。
ミラー効果
ミラー効果とは、外構の明るさと家の中の明るさのバランスを取ると、家の中が鏡のように窓やガラスに移りこんで庭の光を見られない状態を防げることを指します。
夜間に家の中から庭の光も含めた景色を楽しみたい場合は、家の中の明るさを少し控えめにするとよいでしょう。
エクステリアシーン
エクステリアシーンとは、時間帯や場面(日常・非日常)に応じてライティングを使い分けることを指します。
例えば家で日常を過ごす時の照明と、家族がくつろいで庭を眺める時の照明を使い分けると、同じ庭でも見え方が異なるので場面に合わせた楽しみ方ができるということです。
クロスライティング
クロスライティングとは複数のライトで対象物を照らす手法で、どの方向からも均一に照らされているという印象を与えることができます。
シンボルツリーなど、明るく華やかな印象を持たせたい部分に使うと効果的です。
外構の照明設置にかかる費用
外構の照明設置には、どのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。
外構の照明を設置する際にかかる費用の内訳を少し細かく見てみると、照明の本体価格+「交換」「修理」「増設設置」費用がそれぞれかかるのがわかります。
また増設する時に電源も増やしたい場合は、屋外電源の増設費用も必要となります。
照明の本体価格はおおむね5万円前後ですが、交換、修理、増設設置費用は業者によって異なるので、相場を知るためにもまずは複数の業者に見積を依頼するのがおすすめです。
外構の照明計画にこだわりたい方はbalance-gにご相談ください
こだわりの照明計画を立てて、夜も美しく家の外構を照らしたい方はbalance-gにご相談ください。
balance-gでは第30回タカショー庭空間施工例コンテストライティング部門で銅賞受賞歴のあるスタッフが照明計画を担当するので、「昼と夜で異なる表情を見せる家にしたい」といった難しいニーズにも高い技術で応えることができるのです。
実用性や視認性を大切にしながら、その先にある美しいライティングのデザインもかなえたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。
事業内容|群馬県高崎市の外構施工会社株式会社balance-g
まとめ
外構における照明は、空間の使い道や広さ、方角などに合わせて照明の配置や光量などをプランニングする「照明計画」に基づき、光の明るさ、光の色、光の広がり方、光のまぶしさを考慮した上で行われます。
この記事も参考にして、ぜひ自分の家を素敵な光で彩ってみてください。