家の周りにスペースがあるのでガレージを作ろうと思っているけれど、最近は気象の変化が激しいのでどんな屋根にすれば安全・安心なガレージになるか悩んでいる人はいませんか?
この記事では、ガレージの屋根の種類からかかる費用まで詳しく解説します。
ガレージの屋根とは?

ガレージの屋根とは、駐車した車を雨や強風、雪などから守るために設置する屋根部分のことです。
ガレージの屋根には以下のような役割があります。
| 項目 | 概要 |
| 雨や雪から車を守る | ・雨や雪が車に直接当たるのを防ぎ、車体の汚れや劣化を抑える ・積雪地域では、屋根の耐雪性(雪の重さに耐える性能)も重要 |
| 強風や飛来物から車を守る | ・台風などの強風時に、雨や飛来物が車に直接当たるのを防ぐ ・屋根材の強度や耐風性(強風に耐える性能)を確認することが大切 |
| 紫外線や日差しを遮る | ・屋根によって紫外線や日差しを遮り、車のボディや内装への影響を抑える ・遮光性(光を遮る性能) の高い屋根材を選ぶ方法もある |
| 車内の温度上昇を抑える | ・屋根材によっては太陽の熱を遮り、車内や屋根下の温度上昇を抑えられる ・夏場の暑さ対策には遮熱性(熱を遮る性能) も確認 |
| 雹(ひょう)などから車を守る | ・雹が車に直接当たるのを防ぐ ・雹が降る可能性のある地域では、屋根材の耐衝撃性(物がぶつかったときの衝撃に耐える性能) も選択時のポイント |
| 乗り降りを快適にする | ・屋根があることで、雨や雪が降っているときでも車の乗り降りがしやすくなる ・荷物を出し入れする際、雨に濡れにくくなるメリットがある |
ガレージの屋根を選ぶ時、自分と家族はどの役割を重視したいかをあらかじめ考えておくと、ニーズに合った屋根を選べるでしょう。
ガレージの屋根材の種類

ガレージによく使用される屋根材の種類には以下のようなものがあります。
| 分類 | 主な屋根材 | 特徴 | 選ぶメリット |
| 樹脂系 | ポリカーボネート板 | 透明・半透明で採光性(屋根から光を取り入れる性能)が高い | 明るさを確保しながら、軽量な屋根にできる |
| FRP板 | ガラス繊維などで強化した樹脂製の板材 | 軽量で耐候性(雨や紫外線などによる劣化への強さ)がよい | |
| 金属系 | ガルバリウム鋼板 | アルミニウム・亜鉛などの合金でめっきした鋼板 | 軽量で耐久性(長期間使用できる丈夫さ)・耐食性(錆びや腐食への強さ)に優れる |
| アルミ | 軽量で錆びにくい金属素材 | 軽量で耐食性に優れ、メンテナンスしやすい | |
| ステンレス | 鉄を主成分とし、錆びにくい性質を持つ金属 | 耐食性に優れ長期間使用しやすい | |
| トタン | 鋼板に亜鉛めっきを施した屋根材 | 比較的安価で施工しやすい | |
| その他 | 瓦 | 粘土などを焼成して作る屋根材 | 耐久性・耐火性(火や熱に対する強さ)に優れ、和風・重厚なデザインになる |
| 化粧スレート | セメントなどを主原料とした薄型の屋根材 | 比較的軽量で、色やデザインの選択肢が多い |
ガレージの屋根材は地域の気候や住宅の外構デザインに応じて、さまざまな素材から選べることを覚えておきましょう。
ガレージの屋根材の選び方

ガレージの屋根材の選び方を3Stepでご紹介します。
【Step1】ガレージの屋根に求める性能を整理する
最初にガレージの屋根にどのような性能を求めるのか、家族全員で話し合って整理しましょう。
以下の質問に「はい・いいえ」で答えると、必要な性能を把握しやすくなります。
| 質問 | 「はい」の場合に重視したい性能 |
| ガレージ内を昼間でも明るくしたいですか? | 採光性(屋根から光を取り入れる性能) |
| ガレージに自然光を取り入れたいですか? | 採光性 |
| 雨や紫外線にさらされても、屋根をできるだけ長持ちさせたいですか? | 耐候性(雨や紫外線などによる劣化への強さ)・耐久性(長期間使用できる丈夫さ) |
| 台風や強風など、悪天候への備えを重視したいですか? | 耐候性 |
| 海の近くなど、錆びや腐食が気になる環境ですか? | 耐食性(錆びや腐食への強さ) |
| 雪が多い地域など、屋根にかかる荷重への強さを重視したいですか? | 耐荷重性(雪などの重さに耐える性能) |
| 夏場のガレージ内の暑さをできるだけ抑えたいですか? | 遮熱性(熱を遮る性能)・断熱性(熱の伝わりにくさ) |
| 火災などに備えて、火や熱に強い屋根材を選びたいですか? | 耐火性(火や熱に対する強さ) |
| 屋根の掃除や塗装などのメンテナンスをできるだけ減らしたいですか? | メンテナンス性(維持・管理のしやすさ) |
| 屋根の色や質感など、住宅とのデザインの統一感を重視したいですか? | デザイン性(見た目や住宅との調和) |
重視したい性能がひととおりわかったら、優先順位をつけておくとよりガレージの屋根材が選びやすくなるでしょう。
【Step2】ガレージの屋根の施工例を見る
次に家族全員で、Step1で整理した性能を満たすガレージの屋根の施工例を見ておきましょう。
ガレージの屋根だけを施工した事例は探すのが難しいため、ガレージの施工事例の中から以下のように屋根について説明している事例を探してみるとよいでしょう。
| 事例が掲載されている媒体 | 内容 |
| ガーデンプラス ガレージの施工事例 | ガレージとオープンスペース双方に屋根を取り付けた事例 |
| ハウスネットギャラリー 注文住宅 | 透明の屋根付きガレージを設置した事例 |
| ハウスネットギャラリー 注文住宅 | 和風モダンな住宅とガレージを一体感のあるデザインにした施工事例 |
| YouTube ほびーずちゃんねる | DIYで壁と屋根をガルバリウム(ガルバニウムはガルバリウムの通称)で仕上げた事例 |
| YouTube おケンケン&ボビー | DIYで木造ガレージを作った事例のうち屋根の施工部分の動画 |
事例は可能な限りたくさん見ておき、掲載されていれば施工にかかった費用なども参考にしましょう。
【Step3】ガレージの屋根材を選ぶ
Step2で見た事例も踏まえて、Step1で整理した性能を満たすガレージの屋根材を選びましょう。
希望する性能をすべて満たすことができない場合は、性能に優先順位をつけて必ずほしい性能は何かを再度家族で考え直してみるのがおすすめです。
ガレージの屋根づくりにかかる費用

ガレージを新設する場合にかかる費用をDIYと業者に依頼する場合の2つに分けてご紹介します。
なお屋根のみを後から施工する場合は、既存のガレージの状態や施工範囲によって費用が異なるため注意しましょう。
DIYの場合
ガレージをDIYで新設する場合にかかる主な費用は以下の通りです。
| 費目 | 概要 |
| 基礎材料費 | コンクリート、束石、アンカーなど、ガレージを支える基礎に使う材料の費用 |
| 屋根材費 | ポリカーボネート板、ガルバリウム鋼板など、屋根をつくるための材料の費用 |
| 本体材料費 | 柱、梁、フレームなど、ガレージ本体の構造に使う材料の費用 |
| 固定部材費 | ボルト、ビス、金具など、各部材を固定するための材料の費用 |
| 排水設備費 | 雨どい、集水器、排水パイプなど、屋根に降った雨を排水するための部材の費用 |
| 工具・作業用品費 | 電動ドライバー、脚立、作業用手袋など、DIY施工に必要な工具や用品の費用 |
| 運搬・廃材処分費 | 材料を現場まで運ぶ費用や、施工時に発生した廃材を処分するための費用 |
DIYで施工する場合材料費だけで済むと考えがちですが、実際は材料費だけでなく工具・運搬・処分にかかる費用が発生することに注意し、もし予算に余裕があれば予備費なども見ておくとよいでしょう。
業者に依頼する場合
ガレージを業者に依頼して新設する場合にかかる主な費用は以下の通りです。
| 費目 | 概要 |
| 本体材料費 | 柱、梁、フレームなど、ガレージ本体をつくるための材料の費用 |
| 屋根材費 | ポリカーボネート板、ガルバリウム鋼板など、屋根に使用する材料の費用 |
| 基礎工事費 | コンクリートやアンカーなどを使用して、ガレージを支える基礎を施工する費用 |
| 組立・施工費 | ガレージ本体や屋根などの組立・設置にかかる作業費 |
| 排水設備費 | 雨どいや集水器、排水パイプなどを設置する費用 |
| 諸経費 | 現場管理費、運搬費、業者の経費など、工事に付随して発生する費用 |
| 廃材処分費 | 工事で発生した端材や梱包材などを処分するための費用 |
業者に依頼して施工する場合、材料そのものだけではなく専門業者が施工するための人件費・作業費が必要になるということを知っておきましょう。
ガレージの屋根づくりにお悩みの方はbalance-gにご相談ください

ガレージの屋根づくりにお悩みの方はbalance-gにご相談ください。
ガレージの屋根は常に雨、風、紫外線などの外的環境の影響にさらされるため、ダメージに強い素材選びや、経年変化を抑えて品質の維持をするのはなかなか難しいことだと言えます。
しかしbalance-gでは経年変化を利用し、時間経過とともに質感が増していく屋根材をご提案することで、施工後の手間のかからない外構管理を目指しています。
興味のある方は次のページからお問い合わせください。
お問い合わせ|群馬県高崎市の外構・エクステリア施工会社balance-g
まとめ
ガレージの屋根とは、駐車した車を雨や強風、雪などから守るために設置する屋根部分のことです。
この記事も参考にして、ぜひ家族の意向を満たす屋根材選びをしてみてください。