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2024.08.31

群馬県でおすすめの外構工事とは?費用の目安もご紹介

現在群馬県の戸建住宅に住んでいてエクステリアのリフォームを考えているけれど、土地柄に合った外構工事がどんなものなのかわからず迷っている人はいませんか?
この記事では、群馬県でおすすめの外構工事から費用の目安まで詳しくご紹介します。

群馬県で外構工事をするのに知っておきたい地勢や気候

群馬県で外構工事をするのに必要な地図

画像出典:群馬県「市町村マップ」

群馬県は日本列島のほぼ中央に位置し、県西・県北の県境には山々が連なり、南東部には関東平野が開ける内陸県です。

群馬県の特徴を地勢・気候の面から見てみましょう。

地勢

群馬県の地勢の特徴は以下の通りです。

項目概要
面積約6362m2(全国で21位)
森林面積約60%
首を南東に向かい尾を北西に広げる形をしているため上毛かるたで「つる舞う形の群馬県」とうたわれている
山地浅間山、日光白根山、上毛三山、赤城、榛名、妙義など
利根川支流の片品川、吾妻川、赤谷川、渡良瀬川、烏川、神流川、碓氷川など

多くの山岳、川、尾瀬などの湿原、吾妻峡などの渓谷など自然に恵まれているのがわかります。

地質

群馬県で外構工事をするのに必要な地図

群馬県の地質は、北東山地の大部分が秩父古生層から成る褶曲山地で、花崗岩、石英斑岩などが見られるのが特徴です。一方、南西山地は国内でも非常に古い地質である三波川層、御荷鉾層、秩父古生層から成り立っています。

地盤の安定性は高いのですが、上の地図に示した活断層があることがわかっています。

群馬県で外構工事をする時は、防災や耐震性を意識するのが重要だと言えるでしょう。

気候

群馬県の気候は大部分が表日本型の内陸性気候で、冬から春にかけての空っ風、夏の雷雨が特徴的です。

群馬県の年の平均気温は南東部の平野部では14℃以上あるのに対し、北部の山地では11℃以下のため、地形に大きく影響されているのが分かります。一方、群馬県の年間の降水量は南部の平野部では年間約1,200mmで、冬期の降雪が多い山地では1,700mm以上です。

また2023年10月25日のウェザーニュースが実施した「この夏ゲリラ雷雨による想定外の出費がいくらだったのか」をたずねたアンケートでは、2位の秋田県に2,000円の差をつけ、群馬県が6,675円で1位でした。

このことから、群馬県で外構工事をするなら自宅のエリアに応じた雨風への対策を意識するのが望ましいと言えるでしょう。

参考:群馬県 ぐんまの概要「地勢・気象」

参考:国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林整備センター「関東整備局 地勢・地質・気候(群馬県)」

参考:前橋地方気象台「群馬県の気象特性」

参考:地震本部「群馬県の地震活動の特徴」

参考:ウェザーニュース「4人に3人がゲリラ雷雨に遭遇 群馬県はヒョウ被害で出費額1位」

群馬県の地勢や気候に合ったおすすめの外構工事

群馬県の地勢や気候に合ったおすすめの外構工事事例

群馬県の地勢や気候に合ったおすすめの外構工事とはどのようなものなのでしょうか。

地震対策と気候の2つの観点からご紹介します。

地震対策を意識した外構工事

群馬県において、地震対策をする上で目を向けてほしい外構工事を3つご紹介します。

建築基準法第8条1項では建物の所有者、管理者、占有者は建築物の敷地、構造、建築設備を常時適法な状態に努めなければならないと定めてあります。塀の安全管理も所有者、管理者、占有者の責任のため覚えておきましょう。

群馬県太田市では「ブロック塀は安全ですか?」というページで注意喚起を行っています。この中で、2018年6月17日に群馬県南部で震度5弱を観測する強い地震があり、建築物に多数の被害が発生する中、倒壊したブロック塀により死傷者が出たことに触れています。

このことから群馬県では地震の発生に備えて、地震に強い塀を設置する工事をしておくのもよいでしょう。

地震に強い塀の一例として、地震に強く軽量な塀とその施工方法について特許第7085248号を取得した「TF WALL」があります。

TF WALLの特徴は次の通りです。

  • 控え壁(塀に対して直角方向に突き出した補助的な壁)が必要ない
  • ブロック塀と比較して1m2あたり約235kg軽い
  • ショベルカーのフルスイングにも耐える強度
  • 180cm程度と塀の高さを高くできる
  • 特殊発泡スチロールをもとに作られれているためデザインの自由度が高い

群馬県における外構工事ではTF WALLのように強度があり軽量な塀を選ぶことで、地震による被害を最小限にできる可能性が高くなります。

参考:e-GOV法令検索「建築基準法」

参考:群馬県太田市「ブロック塀は安全ですか?」

防災倉庫

防災倉庫に関する表

画像出典:株式会社稲葉製作所「非常時準備品リスト」

地震だけではありませんが、さまざまな災害があった時に役に立つ防災用品の保管でも対策が必要になります。群馬県の外構工事では、庭に防災倉庫を設置しておくのもおすすめです。

防災用品は種類が多く家族が増えるほど保管スペースも多く必要になってきます。そんな時に、屋内ではなく屋外保管所として設置するのが防災倉庫です。

国や地方自治体、町内会などで設置する大型のものは見かけたことがある人も多いかもしれませんが、住宅用には小型のものもあるのです。

例えば、防災倉庫メーカーの株式会社稲葉製作所では、防災物置にどのようなものを保管すれば「いざという時に役立つのか」を、非常用準備品リストとしてホームページで公開しています。防災倉庫の使い方のイメージがわかない人は目を通すのもよいでしょう。

テラス屋根

住宅に屋根つきのテラスがあると、水害などの非常時に泥や汚れを落とすだけで屋内代わりの生活スペースにできます。ただし、群馬県では夏のゲリラ豪雨や台風なども想定して、風速の強さに耐えられる丈夫なテラス屋根を外構工事で設置しておくのが望ましいでしょう。

例えばLIXILの風に強いテラス屋根、テラスVSは以下の3つの特徴を持っています。

  • 耐風圧強度が高い
  • 屋根材の間隔が狭い
  • パネル厚が厚い

耐風圧強度とは、建物の部材が強風や台風などの外力に「どの程度耐えられるか」を示す性能です。面積1㎡あたりどの程度の風圧に耐えられるかを基準とし、JIS規格に定められた等級(S-1〜7)で評価します。

また風圧の単位はPa(=N/m2)で表されます。

同じLIXILの標準的なテラス屋根であるスピーネと、テラスVSの性能を上記の3つの特徴で比較すると、以下のようになります。

特徴スピーネテラスVS
基準風速(平均的な地形の地上の高さ10mにおける50年1度の確率で発生する最大風速)34m/秒相当地域に対応46m/秒相当地域に対応
屋根ピッチ(屋根材の間隔)910mmピッチ540mmピッチ
パネル厚1.8mm2.3mm

1つの設備で水害、台風、ゲリラ豪雨と群馬県で多い複数の災害に役立つテラス屋根は、外構工事で設置できるものの中ではコストパフォーマンスが高い設備だと言えるでしょう。

気候を意識した外構工事

気候を意識した群馬県内の外構工事

群馬県の気候を意識した外構工事を5つご紹介します。

パーゴラ

パーゴラとは軒先や庭に設ける日除け棚のことで、つる性の植物などをからませれば庭の景観も良くなります。

群馬県でパーゴラを設置するメリットは次の通りです。

  • 適度が日陰ができて暑い夏を涼しく過ごせる
  • 積雪が多くても倒壊の可能性は低く雪かきが不要
  • 植物でガーデニングを楽しめる

一方、デメリットは雨除けができないことなので、自宅におけるメリットとデメリットをよく検討してから導入するのがおすすめです。

カーポート

カーポートとは屋根と柱だけの簡易的な車庫です。群馬県で外構工事をするならゲリラ豪雨、風、雪に強いカーポートを設置するのが望ましいでしょう。

例えばLIXILの「カーポートST」は耐積雪強度最大200cm相当、基準風速46m/秒相当地域に対応できるようになっているため、ゲリラ豪雨や台風、豪雪にも安心です。

カーポートを群馬県の外構工事で設置するメリットは以下の通りです。

  • 雨、風、雪から車を守れる
  • ゲリラ豪雨、台風、豪雪の時でも車からの乗り降りがしやすくなる
  • 紫外線で車が傷むのを予防できる

デメリットは車庫と比較すると開放的なので防犯面が気になるかもしれませんが、ゲートや防犯カメラと組み合わせて使うといたずらをされにくくなるでしょう。

参考:LIXIL「カーポートST」

防風樹

業務用物件などではビル風の軽減のため建物周辺に木が植えられることがありますが、これを防風植栽と呼びます。

これを応用して、住宅でも防風樹を植えると風害や台風対策として役立つでしょう。

防風樹に向く木の種類は次の通りです。

木の種類防風樹に向く理由
カシ常緑樹で年間を通じて葉が茂り続けるため葉が密集。強風を和らげるのに適していたり根がしっかり張り倒れにくかったりする。
イチイ耐寒性、耐暑性両方を持つため、常緑針葉樹で葉が密集していて防風効果が高い。剪定にも強く形を整えやすい。
ツバキ常緑樹で年間を通じて葉が茂るため葉が厚く強風を遮る能力に優れている。
スギ成長が早くて高さがあり、風を上部で遮ることができるため
クロガネモチ耐風性を有し、常緑樹で年中葉が茂り、防風効果が持続しやすいため

風を防ぎながら植物鑑賞も楽しみたい人におすすめです。

フットライト

群馬県で夜間の足元の安全を確保したい場合、フットライトを外構工事で設置するのもよいでしょう。

屋外にフットライトを設置する場合に気を付けたいことは以下の通りです。

  • 明るさは安全を確保できて近隣の住宅に迷惑がかからないように調整する
  • 壁に埋め込めるタイプ、据え置き設置ができるタイプなど種類があるので、どのような形で周囲を照らしたいかあらかじめ考えておく
  • 安全のために設置後は定期的に点検する

フットライトを設置することで、安全を確保しながら外構におしゃれな雰囲気も作り出せるでしょう。

玄関

群馬県の高崎、前橋、太田、伊勢崎などは冬の北風が厳しいので、玄関は南向きにするのが望ましいでしょう。

季節を問わず長い時間日当たりがよいので、来客時明るい印象の玄関になるのもメリットです。

群馬県外構工事をする時の費用の目安

群馬県で外構工事をする時の費用の目安を示した円グラフ

画像出典:クローバーガーデン「【驚愕】外構工事の費用相場と平均値【あなたの予算は足りてる?🤔】」

群馬県で外構工事をする時、費用はどのくらいかかると考えればよいのでしょうか。

参考値ですが、埼玉県の外構工事業者が施工した100件の外構工事にかかった費用を調べた所、平均工事費用は158万円、一番多い工事費の価格帯は100万円~199万円で41%となりました。

一方、2022年に同社がクラウドサービスを使って新築で外構工事をした人100人を対象にアンケート調査を行った所、次のような結果でした。

100万円〜199万円と50万円〜99万円がほぼ同率という結果だったのです。

このことから群馬県で外構工事をするなら100万円前後の費用は準備しておいた方がよいと言えるでしょう。

参考:クローバーガーデン「【驚愕】外構工事の費用相場と平均値【あなたの予算は足りてる?🤔】」

高崎外構工事をする時に使える助成金

高崎市で外構工事をする時に使える助成金

2024年9月現在、群馬県高崎市には外構工事をする人向けの助成金制度があります。

助成金制度の名前は「高崎市住環境改善助成事業」といいます。
高崎市民が、「市内の工事業者を利用して住宅のリフォームや修繕をする際にその経費の1部を助成する」ものです。

制度の概要は次の通りです。

項目概要
対象者高崎市内に住宅を所有。そこに居住(住民登録)している本人、または同一の世帯員であること。なお、以下の3つの条件に全てあてはまる人。
・本人と世帯員の中に前年の合計所得金額が400万円を超える人がいない。
・本人と世帯員の中に市税を滞納している人がいない。
・過去に住環境改善助成事業の助成金の交付を受けていない。
対象となる住宅高崎市内にあり現在居住している住宅
対象工事次の3つの条件に全てあてはまる
・工事市内の業者を利用する工事
対象工事にかかる経費(税込)が20万円以上の工事
・交付決定後に工事に取り掛かり、2025年2月28日までに実績報告ができる工事
助成金額助成対象工事経費の30%、限度額20万円まで

外構工事の中でも、対象になるものとならないものがあるので注意しましょう。

群馬県内で外構工事をする際に使える補助金・助成金についてもっと詳しく知りたい方は、次のページもごらんください。

外構工事に使える補助金とは?国と群馬県にわけてご紹介 | 群馬県高崎市の株式会社balance-g

参考:高崎市「高崎市住環境改善助成事業について」

群馬県外構工事をお考えならbalance-gにご相談ください

群馬県で外構工事を行うエクステリアデザインが得意な株式会社balance-g

群馬県で外構工事をお考えならbalance-gにご相談ください。

当社の施工対象エリアは次の通りです。

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群馬県高崎市、前橋市、伊勢崎市、太田市、館林市、桐生市、みどり市、藤岡市、富岡市、安中市、渋川市、沼田市、大泉町、千代田町、吉岡町、玉村町、甘楽町、中之条町、その他群馬県各市町村
埼玉県上里町、神川町、本庄市、深谷市、熊谷市etc(埼玉県北部エリア)

群馬県内で地域に密着した形で営業・施工をしているため、前の項目でご紹介した高崎市の助成金を使った外構工事ができないかといったご相談も承ります。

またホームページでは高崎市・前橋市を中心とした施工事例もたくさんごらんいただけますので、群馬県の土地柄に合った施工をしているのがおわかりいただけるでしょう。

群馬県内で外構工事を計画中の方は、次のページもごらんください。

外構・エクステリアなら | 群馬県高崎市の株式会社balance-g

まとめ

群馬県で住宅の外構工事をするなら、まずはその地勢や気候を理解し土地柄に合った工事を行うとより住みやすい家にすることができるでしょう。

この記事も参考にして、自宅の使い勝手がより良くなるよう外構工事を進めてみてください。

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