庭のお手入れにかける時間のゆとりがあまりないので、DIYで人工芝を敷こうか考えているけれど、何から手をつければよいかわからず困っている人はいませんか?
この記事では、DIYで人工芝の庭を作る方法からかかる費用まで詳しく解説します。
DIYで人工芝の庭を作る方法
DIYで人工芝の庭を作る方法をレイアウト、道具、手順の3つの観点からご紹介します。
レイアウトを考える
DIYで人工芝の庭を作る前に、まずはどのようなレイアウトで人工芝を敷くのかを考えましょう。
画像は白砂利と人工芝を組み合わせてコントラストが美しい庭になっていますが、どのような素材をどこに配置するのかによって人工芝の印象が変化します。
人工芝と組み合わせたレイアウトで美しく仕上がるおすすめの素材は次の通りです。
- レンガ
- コンクリート
- 枕木
- シンボルツリー
- 砂利
- タイル
- 飛び石
- ウッドデッキ
何パターンかレイアウトを作って比較検討し、最終的に気に入ったものを選ぶのがおすすめです。
DIYで人工芝の庭を作るのに必要な道具
レイアウトが決まったら、DIYで人工芝の庭を作るのに必要な道具をそろえましょう。
準備しておきたい道具は以下の通りです。
項目 | 概要 |
人工芝 | レイアウトに合わせて必要な分を購入する |
防草シート | 雑草が生えないようにするためのシート下地と人工芝の間に敷く |
山砂 | 下地を整えるために使う |
下地材 | 人工芝専用のものを使うホームセンターで購入する場合は川砂と固まる土を混ぜて使う |
珪砂 | 仕上げに使う人工芝の上にまくと耐久性が上がる |
U字釘 | 人工芝を固定するのに使う |
丸釘 | 防草シートを固定するのに使う |
ハンマー | 釘を打つのに使う |
ジョイントテープ | 2枚の人工芝をくっつけるために使う |
定規 | 人工芝をカットするのに使う |
カッター | 人工芝をカットするのに使う |
はさみ | カッターでは人工芝を切りにくい時に使う |
ジョレン | 天然芝や雑草の除去に使うスコップでも代用可能 |
トンボ | 下地の整地に使う |
全てホームセンターで購入可能ですが、人工芝と防草シートは価格に応じて品質が上がるので、なるべく値段の高いものを選ぶのがおすすめです。
DIYで人工芝の庭を作る手順
DIYで人工芝の庭を作る手順は以下の通りです。
- 人工芝を敷く場所の雑草や石などを取り除き整地する
- トンボで下地の土を平らにする
- 下地材をまいて整地し、転圧する
- 水はけが良くない場合は山砂を散布してから転圧する
- 防草シートを広げる
- 防草シートをピンで固定する
- 隙間をテープでふさぐ
- 人工芝を仮置きする
- 人工芝をカットする
- 人工芝同士をジョイントする
- 人工芝をU字釘で固定する
細かい手順を確認しながら作業をしたい場合、YouTubeで「人工芝の貼り方」と検索すると動画がたくさん出てきます。
人工芝を敷く流れを最初から最後まで見られる動画もあれば、防水シートの貼り方の部分だけ見られる動画もありニーズに合わせて手順を確認できるので、必要があれば利用しましょう。
庭を人工芝でDIYするのにかかる費用
庭を人工芝でDIYする場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
人工芝を敷く費用は次の式で計算できます。
- 人工芝の費用+材料と道具の費用
DIYをせず、業者に依頼した場合はこれに施工費用が追加される形です。
各費用の相場は次の通りです。
項目 | 費用相場 |
人工芝の費用 | 2,000円~4,500円/㎡ |
材料と道具の費用 | 900円/㎡ |
業者による施工費用 | 3,500円~7,000円/㎡ |
人工芝と防草シートは品質と価格が釣り合っていることを考えると、少し予算は余裕を持って準備するのが望ましいでしょう。
DIYで人工芝の庭を作るメリット
画像出典:株式会社AlbaLink 訳あり物件買取プロ「【庭は有効に使えてる?】庭の活用方法ランキング|男女499人アンケート調査」
2024年4月に株式会社AlbaLinkが運営する「訳あり物件買取プロ」では、庭付きの戸建住宅に住む人499人を対象にアンケート調査を実施。庭に関する悩みについてたずねたところ、上のグラフのような結果が出ました。
DIYで人工芝の庭を作ると、ランキング1位の手入れが大変という悩みはもちろん、エサになるものがないので、動物の侵入や虫の発生といった悩みもある程度解決できるのが大きなメリットだと言えます。
アンケートの結果とは少しずれますが、他のメリットは以下の通りです。
- 耐久性に優れ維持費もほとんどかからないため、費用対効果が大きい
- 庭のデザイン性がアップするのでおしゃれになる
- 土がむき出しの庭よりメンテナンスが楽になる
手間がかからず使い勝手の良い庭を作りたい人に、人工芝はぴったりの素材だと言えるでしょう。
参考:株式会社AlbaLink 訳あり物件買取プロ「【庭は有効に使えてる?】庭の活用方法ランキング|男女499人アンケート調査」
DIYで人工芝の庭を作るデメリット
DIYで人工芝の庭を作るデメリットは次の通りです。
- 季節感をあまり感じられない
- レイアウトによっては庭が無機質なイメージになる
- 経年劣化するため8年~10年で交換が必要
人工芝は庭に敷くには使い勝手の良い素材と言えますが、デメリットも把握した上で取り入れるようにしましょう。
人工芝を用いた庭作りをご希望ならbalance-gにご相談ください
DIYで人工芝を庭に取り入れるのもよいけれど、プロの施工にも憧れるという方はbalance-gにご相談ください。
balance-gでは丁寧なヒアリングでお客様のご意見を庭づくりに反映するだけではなく、ホームページでも施工例を数多く掲載し、相談前から施工に具体的なイメージを持っていただけるようにしています。
人工芝をプロが施工した事例に興味がある方は、次のページもごらんください。
雑木と自然石の味わいが深まる和モダン外構/住友林業 | 群馬県高崎市の株式会社balance-g
まとめ
DIYで人工芝の庭を作るなら、レイアウトを決め、道具や材料をそろえ、手順にそって施工するという形で段階を踏んで行うと、希望に合った庭が完成しやすいでしょう。
この記事も参考にして、ぜひ自分の力で素敵な庭を手に入れてみてください。