家族全員車が好きなので外構工事をしておしゃれなガレージを作りたいけれど、費用や仕上がりがどうなるのかあらかじめ知っておきたい人はいませんか?
この記事では、外構工事でガレージを作る時にかかる費用の目安から施工例まで詳しくご紹介します。
ガレージとは?

ガレージとは車やバイクなどを駐車するための建物で、物置や作業スペースとしても利用される多機能なスペースです。
住宅の1F部分に設置するビルトインガレージと、独立して設置する独立型ガレージの2種類があります。
また混同されやすい言葉に「車庫」「カーポート」がありますが、違いは以下の通りです。
項目 | ガレージ | 車庫 | カーポート |
構造 | ・屋根+壁あり(3~4面) | ・屋根+壁あり(3~4面) | ・屋根のみ |
保護範囲 | ・風雨 ・盗難 ・紫外線 ・防犯 | ・風雨 ・盗難 ・紫外線 ・防犯 | ・風雨 ・紫外線 |
通気性 | ・低め | ・低め | ・高め |
設置場所 | ・建物の1F部分に設置 ・独立して設置 | ・建物に隣接して設置 ・独立して設置 | ・自由に設置できる |
コスト | ・高め | ・高め | ・比較的低め |
設計の自由度 | ・高い | ・高い | ・限定的 |
DIYの難易度 | ・高め | ・高め | ・低め |
その他特徴 | ・車のメンテナンスをしたり、収納スペースとして活用したりできる | ・車やバイクを駐車できる | ・簡単に設置や撤去ができる |
外構工事をする前に、車を駐車するスペースとして自宅にはどれが必要なのかを検討するのをおすすめします。
ガレージを外構工事で導入した人の現状
2025年1月、カツデン株式会社はカーポートを設置した人521人、ガレージを設置した人524人を対象にカーポート、ガレージの使用感に関する調査を行いました。
アンケートの結果からわかった、ガレージを外構工事で導入した人の現状について3つの観点からご紹介します。
ガレージの設置目的

画像出典:カツデン株式会社「カーポートまたはガレージを設置している方の「カーポート、ガレージの使用感」に関する調査結果ご報告」
ガレージを設置した人に、設置目的をたずねたところ車の劣化防止と回答した人が59.9%で、収納スペースの確保と回答した人が49.6%でした。
群馬県では移動手段として車を使う人が多いですが、ガレージやカーポートを導入した場合、夏にかけてのゲリラ豪雨・雹害から愛車を守り劣化を防止することができます。
特にガレージは四方が壁で囲まれているため、風雨や雹対策として強みを発揮するでしょう。
ガレージを選ぶ際に重視したこと

画像出典:カツデン株式会社「カーポートまたはガレージを設置している方の「カーポート、ガレージの使用感」に関する調査結果ご報告」
続いてガレージを選ぶ際に重視したことをたずねたところ、価格と回答した人が最も多く39.7%という割合でした。
またサイズ、耐久性、天井の高さなどガレージが持つ機能も重視している傾向にあるため、費用対効果を意識している人が多いと考えられます。
ガレージへの不満

画像出典:カツデン株式会社「カーポートまたはガレージを設置している方の「カーポート、ガレージの使用感」に関する調査結果ご報告」
最後にガレージへの不満についてたずねたところ、不満がある人が40.8%という結果でした。
また不満の内容はサイズ、天井の高さ、室内の快適性が7%台で上位を占め、選ぶ時に最も重視された価格への不満よりも大きかったのです。
このことからガレージ設置時にはかかる費用だけを重視して選ぶのではなく、機能についてあらかじめ詳しく調べてから選んだ方がよいとわかります。
参考:カツデン株式会社「カーポートまたはガレージを設置している方の「カーポート、ガレージの使用感」に関する調査結果ご報告」
ガレージを導入するのにかかる費用の目安
ガレージ導入時にかかる費用の目安は以下の通りです。
項目 | 概要 | 費用の目安 |
ガレージ本体の費用 | ・メーカーカタログに記載されている商品金額 | ・商品金額から10%~25%程度割り引かれることが多い |
ガレージの施工費用 | ・布基礎工事 ・メッシュ敷き費 ・土間コンクリート工事 ・鋤取り費用 ・下地調整費用 ・型枠工事 ・目地工事 ・重機搬入費 ・発生材 ・発生残土処分費など | ・本体工事(5万円~10万円程度) ・基礎工事(1万8千~2万5千円/m) ・土間工事(8千円~1万2千円/m2) |
オプションをつけた場合にかかる費用 | ・コンセント費 ・照明器具費 ・防犯器具費 ・水栓費 ・電動シャッター費 ・エアコン費 ・換気扇費 ・断熱材費 | ・追加したオプションにより変動 |
建築確認申請にかかる費用 | ・建築確認申請手数料 ・(設計事務所や施工業者に依頼する場合)設計図面作成費 ・(行政書士などに申請を代行してもらう場合)申請代行手数料 ・住民票や登記簿謄本などの取得費用、交通費、郵送費など | ・建築確認申請手数料(約3万円~5万円)※地方自治体によって異なるため要注意 ・設計図面作成費(約5万円~10万円) ・申請代行手数料(約5万円~10万円) ・住民票や登記簿謄本などの取得費用、交通費、郵送費など(数千円~1万円) |
複数の業者に見積を依頼し、比較検討することが大切です。
ガレージの施工例を検索するのにおすすめのサイト
ガレージを導入する前に、さまざまな施工例を見て参考にしたい人も多いのではないでしょうか。
施工の参考になるおすすめのサイトを3つご紹介します。
ガーデンプラス

画像出典:ガーデンプラス「外構工事の施工例」
ガーデンプラスでは2025年5月現在、ガレージの施工例を344件見ることができます。
施工完了月・施工地域・施工場所・施工金額が掲載されているため、自分の住む地域の施工例を見て参考にできるのです。
また「お客様の声・口コミ」から施工についての満足度も垣間見えるため、施工した人の意見も含めてわかるのが大きなメリットだと言えるでしょう。
ガーデンプラスは自分が行いたいガレージの外構工事に近い施工例を見つけて参考にしたい人におすすめです。
YouTube

YouTubeで「ガレージ 施工例」と検索すると、ガレージの施工例を動画で見ることができます。
画像よりも立体としてイメージしやすく、ガレージの外観から内部までルームツアー動画のように網羅して見られるのが大きなメリットだと言えるでしょう。
時間のない人向けにはショート動画もあり、失敗例なども見られるのが特徴的です。
YouTubeはガレージの全体像を立体としてイメージしたい人におすすめです。

Instagramで「#ガレージ」と検索するとガレージの施工例の画像とその解説文を見ることができます。
アイキャッチ画像に発信内容をテキストで記載してくれている場合もあるため、自分の知りたい内容を選びやすいのが特徴的です。
また解説文や画像内のテキストで、施工のポイントをわかりやすく説明してくれているのもうれしいメリットです。
Instagramは、ポイントを絞った発信の中から自分に合ったガレージの施工例を探したい人におすすめです。
外構工事でガレージを作りたい方はbalance-gにご相談ください

外構工事でガレージを作りたい方はbalance-gにご相談ください。
ガレージ関連(車庫関連)ではカーポート実績が豊富なので、ガレージの似合う外構デザインもさまざまにご提案が可能です。
興味のある方は、次のページもごらんください。
https://balance-g.jp/genre/carport
まとめ
外構工事でガレージを導入するなら、費用対効果を考え事前にガレージの機能に見合った価格かどうか、また自分のニーズに合った機能になるかを確認してから施工するようにしましょう。
この記事も参考にして、理想のガレージを手に入れてみてください。